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賃貸から新築戸建てへ移るとき、ネット回線は「新居の申し込み → 新居の開通 → 旧居の解約」の順が基本です。新築の光回線は申し込みから開通まで3週間〜2ヶ月程度かかることがあり、先に旧居を解約すると、そのあいだ自宅にネットがない期間が生まれてしまいます。
一方で、解約を遅らせすぎると新旧2本分の月額を払う重複期間が長くなります。ポイントは、重複を「ゼロ」にしようとせず、数日〜2週間程度に収める段取りを組むことです。この記事では、順番を間違えたときに起きること、重複期間を短くする具体的なスケジュール、賃貸ならではの撤去工事・原状回復、ルーター返却の注意点を整理します。
💡 先に結論:迷ったらこの順番
②新居の開通日が確定してから、旧居の解約日を決める
③旧居の解約日は「退去日」または「新居開通の数日後」の早いほう
④解約後は、レンタル機器を期限内に返却する
解約を先にすると起きること
「新しい家で新しく契約するのだから、今の回線は先に止めておこう」と考えがちですが、賃貸→新築の引っ越しでは解約を先にするデメリットのほうが大きいことが多いです。
| 起きること | 内容 | 影響 |
|---|---|---|
| ネットがない期間 | 新居の開通が引っ越しに間に合わないと、旧居も新居も使えない | 在宅勤務・オンライン手続き・動画視聴が止まる。スマホのギガ消費が増える |
| 開通の遅れが直撃 | 新築は電柱からの引き込みが必要で、繁忙期(3月・12月など)は日程が延びやすい | 「1ヶ月で開通するはず」が外れると、無回線期間がそのまま延びる |
| 違約金が早く確定 | 更新月を待たずに解約すると、契約によっては違約金や工事費残債が発生 | 数日待てば更新月に入るケースでも、先走ると余計な出費になる |
特に新築は、建物の完成時期が前後したり、引き込み工事の日程が取りにくかったりと、開通日が自分でコントロールしにくいのが特徴です。旧居の解約は「いつでも止められる側」なので、確定した側(新居の開通日)に合わせて後から決めるのが合理的です。
重複期間を最小にする段取り
新旧2本の月額が重なるのは、多くの場合数千円程度の出費で済みます。一方、無回線期間はお金では取り戻しにくい不便さがあります。そこで、次のスケジュールで「重複は短く、無回線はゼロ」を目指します。
| 時期の目安 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 入居の2〜3ヶ月前 | 新居の回線を比較・申し込み | 引き渡し日が未確定でも、申し込みと現地調査の相談は進められることが多い |
| 入居の1〜2ヶ月前 | 旧居の契約内容を確認(更新月・違約金・工事費残債・レンタル機器) | マイページや契約書面で「解約時にかかる費用」を洗い出す |
| 新居の開通日確定後 | 旧居の解約日を決めて申し出る | 月末締めの事業者が多く、解約月の月額は日割りにならないこともある |
| 引っ越し前後 | 新居の開通工事に立ち会い → 接続確認 → 旧居の撤去・解約 | 新居で接続できたのを確認してから旧居を止めると安心 |
| 解約後〜1ヶ月程度 | レンタル機器の返却、最終請求の確認 | 返却期限を過ぎると機器代金を請求されることがある |
解約月の月額が日割りにならない事業者の場合、月の途中で解約しても月末まで使っても料金は同じということがあります。その場合は、退去日ぎりぎりまで旧居の回線を使うほうが得です。移転・新規・解約のどれを選ぶかの判断フローは引っ越し時のネット回線手続きはいつから?で詳しくまとめています。
新居の申し込みが遅れて開通が引っ越しに間に合わない場合は、工事不要のホームルーターをつなぎに使う方法があります。つなぎの選択肢と費用感は光回線が開通するまでのつなぎの選択肢で比較しています。
開通工事が間に合わないなら、コンセント式のホームルーター
光回線の工事待ちや、賃貸・仮住まいのつなぎに。コンセントに挿すだけで使えるので、工事日程に 左右されません。
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撤去工事と原状回復
賃貸ならではの論点が、旧居の回線設備をどうするかです。撤去が必要かどうかは、回線の種類と物件のルールによって変わります。
| ケース | 撤去の考え方の目安 | 確認先 |
|---|---|---|
| 建物に最初から設備がある(マンションタイプ等) | 共用設備のため、撤去工事は不要なことが多い | 回線事業者 |
| 入居時に自分で光ファイバーを引き込んだ | 事業者の方針や管理会社の意向で撤去を求められることがある | 回線事業者と管理会社の両方 |
| 独自回線・一部の事業者 | 撤去工事が原則になっていたり、撤去費用がかかったりする場合がある | 契約時の重要事項説明・公式サイト |
撤去工事がある場合、費用は無料〜数万円程度まで事業者により幅があると言われ、日程も予約制で立ち会いが必要なことがあります。退去立ち会いの日より前に撤去を終える必要があるため、解約の申し出と同時に撤去の要否と日程を確認しておくと慌てずに済みます。
⚠️ 原状回復で揉めやすいポイント
旧居のルーター返却
解約後に意外と忘れやすいのが、レンタル機器の返却です。引っ越しの荷物にまぎれて段ボールの奥にしまい込み、期限を過ぎてしまうケースが少なくありません。
| 返却対象になりやすい機器 | 注意点 |
|---|---|
| ONU(回線終端装置) | 光回線の必需品で、ほぼレンタル。自分の持ち物と勘違いしやすい |
| Wi-Fiルーター(レンタル品) | 購入品か無料レンタルかで扱いが違う。契約書面で確認 |
| ホームゲートウェイ・ひかり電話機器 | 電話オプションを使っていた場合は対象になりやすい |
| 付属品(ACアダプタ・ケーブル類) | 欠品で費用を請求される場合がある。まとめて保管しておく |
返却期限は解約から数週間〜1ヶ月程度に設定されている例が多く、期限を過ぎたり未返却だったりすると、機器の損害金として数千円〜数万円程度を請求されることがあると言われます。返却キットが届く事業者もあれば、自分で梱包して送る事業者もあるため、解約時の案内を保存しておきましょう。引っ越しの荷造り前に、返却する機器だけ別の袋にまとめておくのがおすすめです。
なお、新築の回線申し込みそのものの時期については、姉妹サイトの新築のネット回線はいつ申し込むかもあわせて参考にしてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 今の回線を新築に「移転」するのと、解約して新規契約するのはどちらが得ですか?
一概には言えませんが、解約費用と新規キャンペーンを並べて比べるのが基本です。移転は違約金がかからない反面、移転工事費がかかったり、新規向けの特典が受けられなかったりすることがあります。賃貸で集合住宅向けプランを使っている場合は、戸建て向けプランへの変更が必要になり、実質的に新規と変わらないケースもあります。
Q2. 旧居の解約はいつ連絡すればいいですか?
新居の開通日が確定した段階で連絡するのが目安です。撤去工事が必要な回線は予約に日数がかかることがあるため、退去の2〜4週間前には申し出ておくと安心です。解約月の料金が日割りになるかどうかも、このタイミングで確認しておきましょう。
Q3. 新居の開通が引っ越しに間に合わなかったら、旧居の解約を延ばすべきですか?
旧居の退去日を過ぎたら、回線を残しても新居では使えません。退去日で解約し、新居の開通まではコンセントに挿すだけのホームルーターやスマホのテザリングでつなぐのが現実的です。ホームルーターを光回線開通後も使い続けるか解約するかは、契約期間や解約条件を見て判断してください。
Q4. 退去時に回線の撤去をしなかったらどうなりますか?
撤去が必要な回線でそのまま退去すると、管理会社から原状回復費用を求められたり、後日あらためて撤去の対応を求められたりする可能性があります。撤去の要否は回線事業者と管理会社で判断が分かれることもあるため、両方に確認しておくのが確実です。
まとめ
賃貸から新築へ引っ越すときのネット回線は、新居の申し込みを先に、旧居の解約を後にが鉄則です。新築の開通は3週間〜2ヶ月程度かかることがあり、日程も読みにくいため、旧居の解約日は新居の開通日が確定してから決めましょう。
あわせて、更新月・違約金・工事費残債の確認、撤去工事の要否と日程、レンタル機器の返却の3点を押さえておけば、余計な出費と無回線期間の両方を小さくできます。開通が間に合わない場合は、工事不要のホームルーターでつなぐ方法も検討してください。
開通工事が間に合わないなら、コンセント式のホームルーター
光回線の工事待ちや、賃貸・仮住まいのつなぎに。コンセントに挿すだけで使えるので、工事日程に 左右されません。
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※本記事に記載した開通までの期間・撤去工事の有無や費用・機器返却の期限などは、執筆時点(2026年9月)に各社が公表している内容や一般的な傾向をもとにした目安です。回線事業者・プラン・契約時期・地域によって条件は異なり、料金やキャンペーンは予告なく改定されます。手続きの前に必ず契約中の事業者と申し込み先の公式情報をご確認ください。
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